尾張津島 藤まつり
日本有数 天王川公園の藤棚
◆藤まつりイベント 2012年4月26日~5月6日 天王川公園
イベント内容や駐車場に関しては、津島市観光協会のHPにてご確認下さい。津島市観光協会
平成19年(2007)2月に、天王川公園は「日本の歴史公園100選」に選ばれています。
長さ275m、面積約5,034㎡の見事な藤棚があり、初夏の「藤まつり」で有名です。
藤棚は昭和53年から57年にかけて造られ、平成4年に増設されました。
優雅な花房を下げて咲き競うフジの花は、4月から5月にかけて代表的な花として古くから親しまれてきました。和名の「フジ」は、「花が吹き散る」の意といわれています。古くから『古事記』『万葉集』を始め文学に取り上げられている植物で、平安時代には庭木となっていたと考えられています。
日本の藤
フジは、日本に2種、中国に1種、北米に2種ありますが、なかでも日本産のフジは美しいものです。日本のフジは、日当たりのよい川辺や谷間などの湿地を好んで自生し、根が長く伸びて空気を多く含む構造なので、水中に根を張っても根腐れすることがありません。
日本のフジは、「フジ(ノダフジ)系」と「ヤマフジ系」の2種に大別されます。
「フジ系」のフジのつるは右巻きで、葉には始めの頃に毛がありますが、成葉時には無毛となります。フジ系の花として、白野田藤、八重黒竜、九尺藤、曙藤、匂藤、長崎一才藤などの種類があります。
「ヤマフジ系」のヤマフジのつるは左巻きで、葉の裏に軟毛があります。ヤマフジ系の花として紫花美短、白花美短などの種類があります。
天王川公園には、ほとんどの種類が植えられています。